米津玄師さんは、音楽業界の人間からも「天才」とうならせるほどの、音楽的芸術センスの持ち主!
その才能は音の作り方だけではなく、「歌詞」にも現れているんです!
そこで今回は米津玄師さんの「歌詞」に注目して、歌詞が刺さる名曲5選をご紹介したいと思います♡
米津玄師の歌詞が刺さる名曲1:Lemon
石原さとみさん主演ドラマの主題歌にも起用され注目された「Lemon」。
分かりやすい失恋の傷心を歌った歌詞が人々の共感を得ました。
特に注目したい歌詞は
「自分が思うより、恋をしていたあなたに。あれから思うように息ができない。」
愛する人を失った心境を「胸が痛い、苦しい」という表現ではなく、「思うように息ができない」と歌詞で表現するところが、さすが!!!と、うなってしまうところですね。
これは本当の恋をした人でないと書けない歌詞なのでは…?
米津玄師さんが、これまでどんな恋をしてきたのか、気になってしまう一曲です♡
米津玄師の歌詞が刺さる名曲2:LOSER
CMソングとして注目されたかっこいい曲調が耳に残る「LOSER」。
こちらの曲は、歌詞の音に載せる技術がすごい!!!とうなってしまいます!
米津玄師さんの中には8ビート…いや、16、36ビートが流れていないと、こんな歌詞の音の載せ方はできないだろう!と思われます。
やはり米津玄師さん、天才です。
この曲の特に衝撃的な歌詞は
「I’m a loser なんもないならどうなったっていいだろう。うだうだしてふらふらしていちゃ今にはい左様なら。」
たしかに、何もないなら思い切りやればいい場面でも、うだうだして時が過ぎてしまう場面ってありますよね。
そんな言葉で表現するのがちょっと難しい場面でも、見事にさらっと歌詞にしてしまい、「確かに…」とうならせてしまうのが、さすが米津玄師さんです!!!
米津玄師の歌詞が刺さる名曲3:Flower wall
MVが美しく米津玄師さんのピュアな芸術性があらわになった一曲である「Flower wall」。
まだ若く、青く、純粋な恋心を描いた歌詞に青春時代の淡い恋心を思い出します。
特にきゅんとする歌詞部分は
「それでも嬉しいのさ、君と道に迷えることが。たくさんを分け合えるのが」
普通は苦痛であったりネガティブな意味になる「道に迷うこと」も、大好きな人となら、「嬉しさ」になってしまうところが、なんともきゅんとなる歌詞ですよね。
条件、スペックばかりで恋人選びをしている大人には、ちょっとグサッとくるピュアな歌詞かも…(笑)
米津玄師の歌詞が刺さる名曲4:Flamingo
米津玄師さんのこれまでの曲調とは違い、こんな曲も作れるんだっ!とまた新たな才能を見せつけられた「Flamingo」。
汚い現実の中、輝く女性に恋をした心を現実的でシュールに描いた歌詞が特徴の一曲。
特に惹きつけられる場面が、歌詞というよりは、途中で入る米津玄師さんの
「(咳込む声…)…ああああ…あ、はい。」
の部分。
声を整えて、次に行きましょう!という歌詞にならない歌詞を表現したその表現力が圧巻です!!!
米津玄師の歌詞が刺さる名曲5:アイネクライネ
控えめでピュアな恋心を描いた、こちらもきゅんっと苦しくなってしまうような歌詞が特徴の名曲「アイネクライネ」。
特にきゅんとなってしまう歌詞部分は
「あたしあなたに会えて、本当に嬉しいのに、当たり前のようにそれら全てが悲しいんだ。
今、痛いくらい幸せな思い出が、いつか来るお別れを育てて歩く」
「誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう、アタシは石ころにでもなれたならいいな。
だとしたら勘違いも戸惑いもない。」
幸せには両面あることを表現していますよね。
幸せなら幸せなほど、その後に来る別れが辛くなってしまうことを…しかしそこまで痛いくらい幸せを感じられたら、いつか来る別れの痛みさえも幸せと感じられるようになるのかもしれないですよね。
そして、ここまで活躍する米津玄師さんにも「誰かの居場所を奪うくらいなら石ころにでもなりたい」と思う瞬間があるのかな?と、控えめな一面を思わせる歌詞にも意外性を感じますよね!
米津玄師という人間、深いです!!!
いかがでしたか?
米津玄師さんの歌詞が素晴らしい名曲はまだまだあります!!!
今後も少しづつご紹介していきたいと思いますので、ご期待ください♡
出典:O-チケ